Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第108回目のトークテーマは2023年に産駒がデビューしたレイデオロ。師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
今井雅宏(以下、今):次回やる予定のスワーヴリチャードだけど、7/14(日)の函館3R(芝1200m)で本命にして、3連単19万馬券と馬単445倍を当てたよ。
▼参考/競馬放送局
双馬・亀谷・今井がスマッシュヒット連発!/先週のMVP
亀谷敬正(以下、亀):お、凄いですね! 短縮でしたか。まさに次回の対談を狙い澄ましたかのようなタイミングじゃないですか。
今:次回のネタにピッタリの馬だと思って仕込んでおいたから、勝ってくれて良かったよ(笑)。スワーヴリチャードは精神コントロールが結構難しいんで、短縮適性が高いんだよね。それと馬群をあまり苦にしないから、短縮でペースが激化しても耐えられるのもポイントだよ。
亀:今回のエヴァンスウィートも馬群を割って勝ちましたね。
今:スワーヴリチャードは次回じっくりやる予定だから詳しくはそっちに回して、2着のスプリングデイなんだけど…、
亀:こちらも短縮です。ディスクリートキャット産駒ですね。
今:芝の距離変更についてはあまり話さなかったから補足しておくと、気分転換すると走るんで短縮は結構好きなんだよね。
亀:ディスクリートキャットは短縮の期待値が高い種牡馬ですよね。複勝回収率も122%ですし。
今:特に今回の洋芝とか、急坂の中山、阪神とかの、少し重いレース質への短縮は得意だよ。ただ芝は使われていくと次第に勝ちきれなくなるタイプで、複勝回収率の方が高くなりやすいけど。
亀:なるほど、そうなると今回は馬単の相手にドンピシャのディスクリートキャット産駒だったわけですね。
では、ここからはレイデオロを見ていきましょう。晩成型の非主流血統ですから、これから走るシーンが増えます。これからが面白い種牡馬です。
昔から、晩成型の非主流血統馬は3歳夏ぐらいから穴を連発するんです。実際、レイデオロ産駒も6月は7勝しました。