Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第126回目のトークテーマは特別編として「チャンピオンズCステップレース分析」をお届けします。
チャンピオンズC出走馬の前走がどのようなレースだったのか、師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
亀谷敬正(以下、亀):今回はチャンピオンズCのステップレースを見ていきましょう。まず南部杯ですが、マイルの短距離といったレース質でしたね。昨年より少しレベルは落ちてた感じです。レモンポップは昨年も同じステップで勝ったわけですけど、昨年のチャンピオンズCは外枠からスムーズに流れに上手く乗れたのもありました。
今井雅宏(以下、今):鮮度は落ちるから、あんまり強引すぎる競馬でねじ伏せるより、外過ぎない枠でスッと先行出来る形が今年は理想かな。体力的な負荷をいかに少なくするか、そういう意味で軽い馬場が良いよね。
亀:ペプチドナイルも南部杯と違う適性が求められるのがどうかです。
今:今回は内過ぎない枠で、前走より少し下げて3~4番手からスムーズに流れに乗る形が良いよ。やっぱりなるべく心身負荷の少ない競馬にもっていかないとキツい。
亀:スタミナ消費があると厳しいでしょうね。ミックファイアはルメールが乗るみたいで結構人気になりそうですよ。
今:鮮度時には揉まれても大丈夫なタイプだから、上手く道中は馬群に入れたいよね。ハイペースを少し後ろに下げて、最後に馬群に突っ込む形が合うタイプだよ。
亀:みやこS勝ちのサンライズジパングは、前走のレース質が向いていたのはありますね。