Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第130回目のトークテーマは特別編として「ホープフルSステップレース分析」をお届けします。
ホープフルS出走馬の前走がどのようなレースだったのか、師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
※今回が2024年最後の更新です。次回の更新は1/8(水)になります。
亀谷敬正(以下、亀):いよいよ今年も最後になりました。
今井雅宏(以下、今):もう年末年始で対談もお休みだから、気合い入れてホープフルSのステップレースを振り返っていこう。東スポ杯はスローで先行馬が上位独占だったね。
亀:クロワデュノールは追走ペースが速くなるのがどうかです。
今:キタサンブラック牡馬は次第に精神コントロールが難しくなって、かつ揉まれ弱くなるけど、2歳だからその心配はあまりないかな。3歳夏を超えたら不安定だけど。
亀:今度も馬体は増えてきた方が良いですかね(笑)。以前話題になったキタサンブラックの牡馬ですから。
今:前走に関しては休み明けのキタサンブラック牡馬だから、増えれば増えるだけ良かったけど。24キロも増えた後だから、さすがに今回は増えなくても良いんじゃない(笑)。前回はかなり緩めに作ってたし。
スムーズに競馬したいから速すぎない流れが良いけど、中山は先週後半から緩い流れとかで団子状態だと外差しの馬場になってるから、先行馬は乗りにくいよね。4角で射程圏に入れられると、高速上がり勝負向きの外の差し馬に有利だから。
縦長ならまた違うだろうし、有馬仕様から一変する可能性も結構あるけど、馬場継続なら、内枠以外から速すぎない流れでの好位~中団差しの位置取りショックが無難になるよ。出入りが激しくなければ差せる馬だし。