Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第141回目のトークテーマは特別編として「高松宮記念ステップレース分析」をお届けします。
高松宮記念出走馬の前走がどのようなレースだったのか、師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
今井雅宏(以下、今):先週はフラワーCが予想の順番通りに決まって、3連単万馬券を本線で当てたよ。
▼参考/競馬放送局
今井、キムラ、馬場らが本線的中!/先週のMVP
亀谷敬正(以下、亀):またまたキズナの1~3着独占でしたね。今年の3歳重賞はキズナを買うだけで儲かるレースが多いですね
今:その3頭の中では単勝14.4倍と最も人気がない外の先行馬が勝ったように、やっぱりキズナは「揉まれないときの非根幹距離」という結末だったね。
亀:では今回は高松宮記念のステップレースを見ていきましょう。シルクロードSのエイシンフェンサーは血統は合ってますね。ファインニードル自身も勝ってますし、父ミスプロ系も相性が良いです。
今:キレはないから、上がりの掛かる消耗戦がベストだよね。差すなら矯めるんじゃなく、前が速くなって自然に位置を下げる形。つまり前走みたいな競馬だね。道悪に加えて超ハイペースだったから。上がり勝負に持ち込みたくないんで、軽いレース質なら前に行く位置取りショックで、自ら強引に消耗戦に持ち込みたい。