Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第147回目のトークテーマは特別編として「NHKマイルCステップレース分析」をお届けします。
NHKマイルC出走馬の前走がどのようなレースだったのか、師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
今井雅宏(以下、今):まず二人の本命がきっちり勝ったニュージーランドTから見ていこう。
亀谷敬正(以下、亀):イミグラントソングは前走が絶好の条件でした。
今:ハイペース外差し競馬の外枠が合うのと、1勝クラス負け後で鮮度も高かったから狙いどきだったね。今回は位置取りショック後で乗りにくいんで、かなりのハイペースになって欲しい。
亀:アドマイヤズームは前走から多少は上積みもありそうですが、それで足りるかどうか。
今:人気薄の朝日杯のときはフレッシュなんで本命にしたんだよね。人気を裏切った後でまだフレッシュさは維持してるけど、朝日杯のときほどではないのと、モーリスだから精神コントロールは若干難しい。内目のハイペースで馬群に入れて集中させたい。道悪は得意でないけど、軽い降雨なら気が散りにくくなるんでむしろプラスになるよ。
亀:コートアリシアンはデビュー2戦目の反動がまだ消えてないですよね。
今:前走は内枠向きで評価したんだよね。今回も内枠が欲しいけど、確かに硬くなってる可能性が高いから、馬体を増やして欲しい。
亀:チャーチルダウンズCのランスオブカオスは短縮好走後になるので、そこがどうか。