ジャパンカップの日の京都2R・芝1400mの2歳未勝利戦に出走するララモンストルはトレセンでいうところのいわゆる「外車」、つまり「外国産馬」です。
父Mitoleはアメリカの短距離ダートG1を勝利している馬で、この年代が初年度産駒。母Speightstasticから母系を遡ると、6代母に大種牡馬Robertoの全姉にあたるGlorious Spuringがいます。
まだ体が緩くてパワータイプではなかったため、この血統でも芝からのデビューとなりましたが、そのデビュー戦ではパドックでは2歳馬らしからぬ落ち着きがありましたし、競馬もスタートセンスの良さ、立ち回りの上手さを見せて4着と将来性を感じさせる内容でした。
▲馬房でくつろぐララモンストル
2023/11/24 (金)
未知の魅力の血統馬/大スポ・赤城記者の栗東トレセンレポート
- 2025/03/21 (金) 俊足馬パンジャタワー/大スポ・赤城記者の栗東トレセンレポート
- 2025/03/14 (金) 中1週の理由/大スポ・赤城記者の栗東トレセンレポート
- 2025/03/07 (金) 弥生賞ディープインパクト記念/大スポ・赤城記者の栗東トレセンレポート
- 2025/02/28 (金) いつか大輪を咲かせる花/大スポ・赤城記者の栗東トレセンレポート
- 2025/02/21 (金) 日々が築いた力を武器に/大スポ・赤城記者の栗東トレセンレポート

赤城真理子
鹿児島県出身、大阪府在住。全く別の業種でライター業をしていたが、2018年11月「競馬知識ゼロ」のまま大阪スポーツの競馬記者に転身。毎週栗東に泊まり込んで取材をするうち、馬の魅力にどっぷりはまり現在に至る。東スポ紙面にてG1コラム【転生したらトレセン記者だった件】、Web限定で不定期コラム【赤城真理子の「だから、競馬が好きなんです!!!】を連載中。