レッドベルアームなど6月26日(土)～27日(日)デビュー馬評価/競馬オタク・坂上明大の新馬戦チェック！

当コラムでは、YouTubeチャンネル『競馬オタク』を中心に活動されている坂上明大氏による、週末に行われた新馬戦の振り返り、ならびに勝ち馬の評価を連載いたします。

▼6/26(土) 阪神5R 芝1400m
勝ち馬：タガノフィナーレ

初戦から仕上がり良好。前半4F49.4のスローペースで引っ張り、上がり3Fは12.2-11.4-11.2。加速ラップでまとめたが、新馬戦とはいえかなり楽をさせてもらえたことは間違いなく、次走が試金石となりそうだ。

母タガノミューチャンは芝、ダートを問わず1400m戦で4勝を挙げたスプリンター。本馬は父にエピファネイアを父に配して、サンデーサイレンスの4×3やSadler's Wells≒Nureyevの4×4を形成。初戦は超スローペースの1400m戦を逃げ切ったが、今後は1600m以上が活躍の場となるだろう。

2着馬ドンフランキー、8着馬ママコチャは脚を余し気味、3着馬アグリは切れ負け。巻き返しに要注意。

【評価：C】


▼6/26(土) 東京5R 芝1800m
勝ち馬：ジオグリフ

前半1000m62.9のスローペースを先団で折り合い、直線に向いてから一気にピッチアップ。映像の問題で正確性の高い個別ラップは計時できていないが、暫定値はラスト1F11.0前後。見た目にも全開走行に達したのはラスト1F過ぎと見え、抜け出してからは流す余裕も。勝ち時計以上の素質を感じるデビュー勝ちであった。

母アロマティコは13年エリザベス女王杯3着馬。本馬はドレフォン産駒らしいスピード感溢れるマイラー体型で馬格も十分。トモがしっかりしてくれば、さらに高いパフォーマンスが期待できるだろう。

【評価：B】


▼6/26(土) 札幌5R 芝1200m
勝ち馬：キングエルメス