競馬評論家・TARO氏による、騎手の分析を中心にした回顧&展望コラム『TAROのジョッキーズファイル』。今回のテーマは「2年目ジョッキーズ~舟山騎手と田山騎手」です。
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先週末の函館記念は小林美駒騎手騎乗のファウストラーゼンが勝利。見事なマクリから接戦を制した小林美騎手は自身にとっても記念すべき重賞初制覇となりました。
もっとも、ゴール前の一件で審議になってしまい、ちょっと後味が悪くなったのは残念。最近のSNSをはじめとするとネット上で、
「降着にすべき!」
などと叫ばれる事象は大抵がルールに照らすと対象外のことが多く、やっぱりこういうところに書いている人たちってアレなんだなぁ…といつも心の中で思ったりもするのですが、今回に関してはリアルに降着もあり得たケースでした。
小林美騎手といえば、とにかく徹底先行型で、短距離戦やローカルを中心にガンガン先行して粘り込むのが持ち味。基本的に今もベースは変わらないのですが、やはり先を見据えて中距離への対応や差しへの切り替えも意識しているように見えます。
今回の一件で来週から2週間騎乗停止となりますが、今週末、復帰後の札幌でも引き続き注目です。
2025年
小林美×函館芝1800m~(0-0-2-12)
2026年
小林美×函館芝1800m~(1-2-0-5)
もちろんダート1000mは特注ですが、今年は芝中距離でもご覧の通り向上が見られますからね。
~2年目ジョッキーズの現在地~
さて、冒頭で取り上げた小林美騎手は4年目ですが、今回取り上げたいのは2年目のジョッキーたちです。
というのも、今年はルーキー騎手が不在。つまり本来なら商売敵として競合する新規の減量騎手がいないですから、そういう点で2年目のジョッキーは有利な状況なわけです。このチャンスを生かさない手はないでしょう。
まずは2年目ジョッキーズの現状をご覧いただきましょう。左が昨年、そして右が今年の先週までの勝利数です。
・舟山瑠泉:19勝→36勝
・田山旺佑:16勝→28勝
・上里直汰:10勝→5勝
・和田陽希:11勝→5勝
・森田誠也:6勝→5勝
・遠藤汰月:5勝→1勝
・谷原柚希:0勝→0勝
こうしてみると現状は東の舟山、西の田山という状況でしょうか。
