今週は牡、牝ともに春のクラシックを占う上で重要な前哨戦が行われますが、まずは土曜(12日)東京で行われるG3クイーンC(芝1600m)からモカフラワー(牝、父スクリーンヒーロー、母ハイタッチクイーン)を取り上げます。
▲クイーンCに出走予定のモカフラワー
昨年10月の東京でのデビュー戦では、圧倒的人気に支持されたインダストリアの追撃をアタマ差しのいで勝利。インダストリアがその後、ジュニアCで圧勝したことからもレベルの高さがうかがえます。
次走の赤松賞では出遅れて後方から脚をためる競馬を試みるも4着。『あそこまで下げなくても勝てると思っていたから、ちょっともったいない競馬だった』と相沢調教師が悔しさをにじませつつ語ったように消化不良の一戦になってしまいました。
クイーンCはモカフラワー、共同通信杯はアケルナルスターの非ノーザン2頭に注目/東スポ・松井記者の“若駒”生情報!
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松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。