いよいよ今週から2歳戦が開幕。この世代からほぼディープインパクト産駒はいなくなり、リーディングサイアー争いは混戦模様となりそうですが、当欄では昨年以上に新種牡馬、配合妙味のありそうな産駒を多く紹介していけたらと思っているので、2022~23シーズンも宜しくお願いします。
まず日曜(5日)東京芝1600m(牝馬限定)で注目はメリオルヴィータ(牝、父ダイワメジャー、母メリオーラ)。
▲日曜(5日)東京芝1600mでデビュー予定のメリオルヴィータ
5月に入ってから本格的に時計を出し始め、当初はそれほど目立たなかったものの福永騎手を背にしたウッドコースでの1週前追いでは、馬なりのまま5ハロン64.9秒、ラスト1ハロン11.7秒をマーク。追い切り後に福永騎手も『(5ハロン)66~67秒の感覚だったけど、実際は、これだけ時計が出せているのはいいね。長く脚を使えそうなタイプだし、初戦から動けると思う。ゲートに課題があるようなので、そこをうまくクリアできれば』と好感触。
2022/05/31 (火)
福永騎手も好感触のメリオルヴィータ、サトノクラウン産駒クラックオブドーンにも注目/東スポ・松井記者の“若駒”生情報!
- 2022/08/02 (火) アヴニールドブリエ、ブレイディヴェーグなど宮田厩舎の素質馬が続々スタ…
- 2022/07/26 (火) 国枝厩舎はモリーダーリンでリベンジ。オークスで楽しみなウインアイオラ…
- 2022/07/19 (火) 国枝厩舎の真打シュバルツガイスト登場。アスクメークシェアも札幌デビュ…
- 2022/07/12 (火) 今年の函館ラストとなる新馬戦はヒラリ、キングズレインなど素質馬揃いで…
- 2022/07/05 (火) 武井厩舎の三銃士はいずれも初戦から好勝負必至で3連勝の期待大/東スポ・…
松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。