Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第80回目のトークテーマは前回に続きトーセンラー。師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
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※今回が2023年最後の更新です。次回の更新は1/10(水)です。お楽しみに。
今井雅宏(以下、今): 先週末も実践編にちょうど良いレースがいろいろとあったよ。日曜中京メイン(12/17)は、まさにちょうど前回話してた京都ホースレーシングの水口が勝ったし。
亀谷敬正(以下、亀):タイムリーでしたね(笑)。
今:人気にならないって話してたど、確かに戦績と比べると人気なかったよね~。今回は凡走後でストレス薄れて、「多頭数内枠」のシニスターミニスターだからしぶとさが活きるんで対抗にして、縦目だけど馬単40倍当てたよ。馬場が乾いたのも良かったけど、ハイペース混戦になるとシニスターミニスターの内枠は安定感があるよね。
それと新刊の格言だと土曜中京12R(12/16)で万馬券を当てたけど、ロードカナロアの「短縮」と「前走4~9着凡走後」の7番人気リュミエールノワルを狙ったんだ。「ロードカナロアは軽い凡走後のゾーンを狙い撃て!」作戦だよね(笑)。
2着はヴィクトワールピサの「内枠」で、「位置取りショック」、「前走よりペースアップする流れ」も、解説通りのパターンだった。ヴィクトワールピサはコントロールが難しいから、ペースアップや、内枠は集中出来て向くよね。
亀:「非根幹距離」、「○×のリズム」も解説してましたね。ボクもその2頭が〇◎のド本線で、大いに儲かりました(笑)。さて、今回もトーセンラーの考察を続けましょう。
今:前回は馬体が増えると良いという話だったね。
亀:トーセンラーに限らず、ディープ系はリフレッシュ後に体重が増えているとパフォーマンスが上がる馬が多いです。トーセンラー産駒も、前走からプラス体重だと勝率8.5%、マイナス体重だと4.8%です。
ちなみに、母父米国型の芝限定なら、前走からプラス体重だと単勝回収率152%。特に古馬混合戦が始まる時期から4歳までの母父米国型は、グンと成長してくるので期待値がかなり上がりますよ。