Mの法則でお馴染みの今井雅宏氏と当サロン主催・亀谷敬正との師弟トークコラム『今井雅宏×亀谷敬正 ~トレンド種牡馬トーク~』。馬券的に美味しい種牡馬の解説、馬券的な活用方法などをデータを交えながら説明いたします。
第136回目のトークテーマは特別編として「フェブラリーSステップレース分析」をお届けします。
フェブラリーS出走馬の前走がどのようなレースだったのか、師弟によるディープな競馬トークをお楽しみください!
亀谷敬正(以下、亀):まず根岸S組ですが、勝ったコスタノヴァはロードカナロア×ハーツクライで、このレースに抜群の相性を誇るキングマンボ系です。ただ母系にサンダーガルチが入っているので、休み明けが向くんですよ。今回はちょっと反動が気になります。
今井雅宏(以下、今):前走が強すぎた分、不安は若干あるよね。やっぱり1週前調教を特に注意して、増えすぎないように。タイプとしては配合的にも馬群は大丈夫なしぶとさがあるんで、やや内目の枠が良い。それで湿ったりして軽めの馬場だと理想になる。
今回は激走後の延長だけに、しっかり矯めて馬群に入れて、集中力を引き出すと同時に体力を温存したい。
亀:競走中止のタガノビューティーは、年齢的に上積みとなるとどうでしょう。
今:中止の分、フレッシュなのは良いけど、元々延長マイルは長いから、内枠引いて死んだふりで体力を温存して、差し馬は内しか間に合わない競馬かな。極端に軽いレース質とか。
亀:次はチャンピオンズC直行組で、ペプチドナイルは前走で人気より負けたので、巻返しパターンではあります。昨年勝っているように、キングカメハメハ×マンハッタンカフェも向いてますし。