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競馬キャスター大澤幹朗のココだけのハナシ
2024/10/17 (木)

世界一までの蹄跡/競馬キャスター大澤幹朗のココだけのハナシ

競馬キャスター・大澤幹朗氏がお届けする、知れば競馬の奥深さがより味わえる連載『競馬キャスター大澤幹朗のココだけのハナシ』。

今回のテーマは「東京・上野の東京国立博物館で開催中のJRA70周年特別展示」です。



東京・上野の東京国立博物館で開催中の「JRA70周年特別展示~世界一までの蹄跡~」を見てきました。普段は見ることができない貴重な品々の展示は見応えがありました。そのうちのいくつかを画像でご紹介します。

2021年 ブリーダーズカップ フィリー&メアターフ ラヴズオンリーユー 優勝レイとトロフィー
▲2021年 ブリーダーズカップ フィリー&メアターフ ラヴズオンリーユー 優勝レイとトロフィー


2021年、日本調教馬として初めてアメリカ競馬の祭典ブリーダーズカップを制したラヴズオンリーユーのブリーダーズカップ フィリー&メアターフの優勝レイとトロフィー。ラヴズオンリーユーは最優秀芝牝馬部門で日本調教馬初のエクリプス賞(アメリカ競馬の年度代表表彰)も受賞しました。


2021年 ブリーダーズカップ ディスタフ マルシュロレーヌ 優勝レイ、カップ、ゼッケン
▲2021年 ブリーダーズカップ ディスタフ マルシュロレーヌ 優勝レイ、カップ、ゼッケン


同じ日、同じ矢作芳人厩舎のマルシュロレーヌが制したブリーダーズカップ ディスタフの優勝レイと優勝カップ、そしてゼッケン。この勝利は日本調教馬初の国外ダートGI制覇であり、同レース史上初の北米調教馬以外の優勝でした。来月に迫った今年のブリーダーズカップの舞台は、“あの日”と同じデルマー競馬場です。


2023年 ドバイワールドカップ ウシュバテソーロ 優勝トロフィー
▲2023年 ドバイワールドカップ ウシュバテソーロ 優勝トロフィー


2023年、日本調教馬2頭目、ダート開催では初のドバイワールドカップ制覇を果たしたウシュバテソーロの優勝トロフィー。初めて実物を見ましたが、その大きさと黄金の輝きに圧倒されました。


「2023年 ロンジンワールドベストレース」ジャパンカップの賞品と「2023年 ロンジンワールドベストレースホース」イクイノックスの服飾・帽色
▲「2023年 ロンジンワールドベストレース」ジャパンカップの賞品と「2023年 ロンジンワールドベストレースホース」イクイノックスの服飾・帽色


2023年のロンジンワールドベストレースに日本競馬史上初めて選ばれたジャパンカップの賞品と、このレースの優勝馬で、この年のロンジンワールドベストレースホースに選ばれたイクイノックスの勝負服とヘルメット。その強さに感動で震えたイクイノックスのパフォーマンスからもうすぐ1年になるんですね。


1959年 ワシントンバースデーハンデキャップ ハクチカラ 優勝カップ(左)と1998年 ジャックルマロワ賞 タイキシャトル 優勝カップ(右)
▲1959年 ワシントンバースデーハンデキャップ ハクチカラ 優勝カップ(左)と1998年 ジャックルマロワ賞 タイキシャトル 優勝カップ(右)


左は、今から65年以上前、日本馬として初めてアメリカに遠征、長期滞在して11戦目の1959年ワシントンバースデーハンデキャップ(GII)を制し、日本調教馬初の海外重賞制覇および初のアメリカ競馬での勝利を挙げたハクチカラの優勝カップ。

右は、1998年の仏GI・ジャックルマロワ賞を制し、1週前にモーリスドゲスト賞を勝ったシーキングザパールに次ぐ日本調教馬2頭目の海外GI制覇を果たしたタイキシャトルの優勝カップ。昨今における日本調教馬の海外での活躍の“原点”です。


第10回日本ダービー 優勝賞品
▲第10回日本ダービー 優勝賞品


日本初の三冠馬セントライトが制した“2冠目”第10回日本ダービー(1941年)の優勝賞品。終戦前の一時期、クラシック競走の優勝馬主賞品は「日本刀」だったそうです。


東京国立博物館 表慶館
▲東京国立博物館 表慶館


このほか、日本馬が世界一になるまでの道のりやレース映像、美術品なども展示されています。会期は20日の日曜日までと残りわずか。お時間ある方、お近くにお住まいの方、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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大澤幹朗 近影

大澤幹朗

1973年9月22日生まれ。千葉県出身。IBC岩手放送アナウンサー時代に岩手競馬のレース実況に携わり、メイセイオペラら名馬と出会う。2003年にフリー転身後、2006年よりグリーンチャンネル中央競馬中継キャスターに。2013年からは凱旋門賞など海外中継も担当。そのほか、WOWOWヨーロッパサッカー実況アナウンサーとしても活動中。

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