今週土曜(16日)東京で行われるプラタナス賞(ダート1600m)は毎年、ダート巧者の精鋭が集いますが、今年の注目は宮田厩舎のカズラポニアン(牡、父ヘニーヒューズ、母ガルデルスリール)。
▲プラタナス賞に出走予定のカズラポニアン
函館のデビュー時は、稽古駆けするヘニーヒューズ産駒にしては調教の動きが目立たなかったので、自信の無印でしたが、終わってみれば5馬身差をつけ2歳コースレコードV。
宮田師も『函館に運ぶ前はウッドコースで5F70-3F40(秒)でもいっぱいになっていたから、正直半信半疑でしたが、それでこれだけ走れてしまうんだから、能力は相当ですね』と想像以上の走りに驚きを隠せない様子でした。
その後はここを照準に定め、しっかり乗り込まれていますが、1週前追いはデビュー時に比べてだいぶ動けるようになったものの、まだモタついているように見えてしまいます。
まだまだ伸びシロたっぷりのカズラポニアン、漆黒の好馬体エリカヴィータにも注目/東スポ・松井記者の“若駒”生情報!
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松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。