今週土曜(23日)東京で行われるアイビーS(芝1800m)の勝ち馬は16年ソウルスターリング、18年クロノジェネシス、20年オーソクレースとこのレースをステップにGIでも活躍していて、後々まで注目のレースです。今年も少頭数ではありますが、素質馬が多くスタンバイしているので、 美浦の有力馬を紹介していきます。
まず一頭目は田村厩舎のアスクビクターモア(牡、父ディープインパクト、母カルティカ)。
▲田村厩舎のアスクビクターモア
当欄ではデビュー戦時に取り上げ、強くプッシュしたのですが結果は3着。ただ勝ち馬は札幌2歳Sを完勝したジオグリフですから、メンバーレベルが高かったといえるでしょう。次戦では新馬戦で2着だったアサヒを完封。
その後は在厩でここを目標にしっかり乗り込まれ、ウッドコースの1週前追い切りでは、直線、仕掛けられると反応鋭く僚馬をあっさり突き放し、やはり稽古は走ります。
アスクビクターモアにグランシエロ、ブラックボイスと素質馬揃いのアイビーSは必見/東スポ・松井記者の“若駒”生情報!
- 08/02 (火) アヴニールドブリエ、ブレイディヴェーグなど宮田厩舎の素質馬が続々スタ…
- 07/26 (火) 国枝厩舎はモリーダーリンでリベンジ。オークスで楽しみなウインアイオラ…
- 07/19 (火) 国枝厩舎の真打シュバルツガイスト登場。アスクメークシェアも札幌デビュ…
- 07/12 (火) 今年の函館ラストとなる新馬戦はヒラリ、キングズレインなど素質馬揃いで…
- 07/05 (火) 武井厩舎の三銃士はいずれも初戦から好勝負必至で3連勝の期待大/東スポ・…

松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。