今週、土曜(20日)は東京スポーツ杯2歳Sが行われます。2年前はコントレイルがこのレースで重賞初勝利を挙げのちに3冠馬となり、昨年は1着ダノンザキッドがホープフルS、2着タイトルホルダーも菊花賞を制すなど、クラシックに向けて重要度の高いレースです。さらに今年からGII昇格。私の勤める東スポの社杯でもあるので、気合を入れて紹介していきたいと思います。
まずは新潟のデビュー戦で6馬身差圧勝のイクイノックス(牡・木村、父キタサンブラック、母シャトーブランシュ)。この新馬戦で3着だったサークルオブライフがアルテミスSを制したことからも能力の高さがうかがえます。
▲木村厩舎のイクイノックス
ウッドコースでの1週前追い切りは、しまい重点で迫力やスピード感などはそれほど感じなかったですが、ゆったりした入りでも頭を上げたりひっかかることがほとんどなく、直線で僚馬に馬体を併せてからも力まずに余裕を持っての併入。操縦性の高さを感じさせます。ストライドも大きくて、広い東京コースはいかにも合いそう。
東スポ杯2歳Sへ視界良好のイクイノックス。アサヒとグランシエロも妙味アリ/東スポ・松井記者の“若駒”生情報!
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松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。