プロ馬券師・双馬毅氏が実践例を交えながら馬券理論を解説する『双馬毅の“ローテ×血統”錬金術』。今回のテーマは馬券特化型の2歳戦診断(7月25日~8月2日分)」です。
なお、『競馬放送局』では双馬氏の推奨レース(予想)、特選リストを公開しております。今週末の予想にもぜひご期待ください!
双馬:今回は2歳戦診断です。この期間に重賞はありませんでしたが、新馬戦でB評価にした注目のレースが2つあります。
──それは楽しみですね。よろしくお願いします。
双馬:わかりました。「レベル判定の基準」と「レベル判定についての注意点」は以下の通りです。
【レベル判定の基準】
S:重賞級の馬が複数存在
A:重賞級の馬+オープン級の馬が存在
B+:オープン級+1勝クラスを勝てそうな馬が存在
B:1勝クラスを勝てそうな馬が複数存在
C+:Bに近いC
C:平均的なレベル。数頭は勝ち上がれる
C-:Dに近いC
D:低レベル、勝ち上がる馬少ない
E:低レベル、2着以下が勝ち上がる確率は低い
【レベル判定についての注意点】
・各ブロックの1勝クラスで勝てそうかどうかを基準に判定しているため、同じCでも、関東のCと関西のCでは、関西のCの方がレベルが高くなります。
・芝1200m、芝1400mのCよりも芝1600m以上のCの方が概ねレベルが高くなります。
・ダート替わりで期待できる馬は『スマート出馬表』でチェックしてください。双馬メモに「馬場」と書いてある馬が、ダート替わり、芝替わりで期待できる馬です。
▼ピックアップレース(1)
7/25 札幌5R 2歳新馬 ダ1700 良
勝ち馬:レガメデルヴェント
評価:B
双馬:世代最初の札幌ダ1700mなので、例年レベルが高くなりやすいレースです。今年は6頭立ての少頭数でしたけど、1~3着馬は明らかにハイレベルで、大差で勝ったレガメデルヴェントに至っては信じられないほどの高パフォーマンスでした。
ペースが流れたのにラスト2Fが11.9-12.2ですから、2勝クラスや3勝クラスに匹敵する時計です。それで余力があるんですから強いです。ここから無双状態に入る可能性もあります。
血統を見ると3代母がニキーヤでゴールドアリュールの一族です。そこにマジェスティックウォリアー、ルヴァンスレーヴとダートの優秀な血統を重ねています。母父がマジェスティックウォリアーなので追走が速くなるのは嫌なんですけど、新馬戦がこれだけ速いと、2戦目がこれより速くなることはないと思うので大丈夫でしょう。
唯一心配なのは短縮ローテですね。たとえば、初めての短縮ローテで川崎ダ1600mの全日本2歳優駿や東京ダ1600mのヒヤシンスSに出てきた場合には不安があります。
レガメデルヴェントが強すぎて霞んでしまいましたけど、2着ホウオウシュウ、3着アンバーバレットも普通に勝ち上がる馬だと思うので覚えておきたいですね。
