今週の2歳戦で注目は土曜(30日)に東京で行われるアルテミスS(芝1600m)。昨年はソダシがここをステップに阪神JF→桜花賞とGIを連勝していて、来年の牝馬クラシックへ重要なレースです。
今年の大注目はフォラブリューテ(牝、父エピファネイア、母ブルーメンブラット)。
▲宮田厩舎のフォラブリューテ
デビュー時に当欄でも触れましたが、新馬戦は抜群の切れ味で4馬身差の快勝。その後は放牧を挟み帰厩後も順調で、先週ルメールが騎乗したウッドコースでの1週前追い切りも反応鋭く楽に先着。
追い切り後に宮田師も『やっぱりルメさんが乗るとすごいですね。ピタッと折り合って、シュっと反応するんですから。新馬の時と体は変わっていないですが、少し前進気勢が出てきているので、そのあたりに注意を払って調整していますが、しっかりコントロールが利いていたし、(ルメールも)いいスピードがありそうと喜んでくれていました。感触を確かめてもらえたのは大きいです』と自信を深めていました。
アルテミスSは宮田フォラブリューテVS国枝ロムネヤの師弟対決がアツい!/東スポ・松井記者の“若駒”生情報!
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松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。