田中博康調教師はジョッキー出身で、まだ36歳と若く、調教にもバリバリ乗り、自身で跨った感触などを丁寧に伝えてくれるので、いつも勉強になります。
そんな師に6月中旬、入厩している2歳馬について話を伺った時、真っ先に名前が出たのが、今週土曜(17日)福島芝1800m(牝)に出走予定のサンカルパ(牝、父ドゥラメンテ、母ハイドバウンド)でした。
▲今週デビュー予定のサンカルパ
『心肺機能が高く、牝馬とは思えないぐらい体つきもしっかりした中に、軽さがあってバランスが取れているし、ドゥラメンテ産駒にありがちな気性面の難しさも感じない。これから調教を重ねて、さらに良くなっていく雰囲気がある』と、賛辞を惜しまず、私もデビューを心待ちにしていました。
素質馬サンカルパへの慎重発言は期待の証。好調・追分Fのミッキーブンブンにも注目!/東スポ・松井記者の“若駒”生情報!
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松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。