数々の名馬を送り出してきた名伯楽、藤沢和雄調教師もいよいよ2月末で定年を迎え勇退。有終の美を飾るべく、残り2週は出走ラッシュとなりそう。その中でも特に注目なのが、日曜(20日)東京の3歳1勝クラス(芝1600m)に出走するラスール(牝、父キタサンブラック、母サマーハ)。
▲藤沢和雄厩舎のラスール
昨年10月の東京マイルのデビュー戦を快勝した時にルメールが『レースセンスがいいし、すごく能力の高い馬。新しいグランアレグリア』と大絶賛。例年より年明けのバカンスを短めに切り上げてシンザン記念に臨んだだけに、見せ場なく7着は残念でしたが、あまり間隔を空けず出走させるところに、定年までにリベンジしたいという師の思いが伝わります。
藤沢和雄調教師、東京競馬場ラスト週でラスールが華麗に巻き返す/東スポ・松井記者の“若駒”生情報!
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松井中央
中学時代に天皇賞・秋を勝利したヤエノムテキの美しさに魅了され、さらに初代ダビスタに夢中になり競馬にのめりこむ。映像制作会社に就職後は海外映画などの字幕、吹替制作に携わるも、競馬の夢を諦め切れず東京スポーツへ転職。広告局~レース部内勤を経て2019年、40代にしてトレセンデビュー。馬券の主戦場は2、3歳戦の午前中のレース。自転車でトレセンの北、南の馬場を奔走し得た情報に馬場傾向と血統適性を組み合わせ、激走馬を日々捜索中。